こんにちは。
名古屋市トータルメンテナンスサロンTRONC澤田です。
初夏!?というほど暖かい日もありますが、まだまだ花粉症に苦しんでいる方はたくさんいますね。
特に今年は花粉の量が多いとか。。
花粉症の方は本当にお辛い季節です。
皆さん、花粉症は治らない症状だと思っていませんか?
私も思っていました。
しかし、自分の経験で花粉症がひどく出る年と、出ない年があることに以前から気になっていました。
もしかしたら、食べ物や、体調によって花粉症は抑えられるのではないか?
実は、花粉症と糖質には大きく関係をしているようです。
糖質制限をすると自然に花粉症を抑える成分が出る効果が期待できる!
糖質制限をすると身体は食事で急激に血糖値を上昇させたり、降下させたりしようとする働きをすることが減ると考えられます。
その分、内臓の負担が減るので、他のことに力を使うことができるようになります。
糖質の高い食事をすると、血糖値が急激に上がり、エネルギーに変えるためにインスリンというホルモンが出ます。
エネルギーに変えることにより、血糖値を下げるのですが、血糖値が高くなりすぎるとインスリンが大量に出て、今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。
下がりすぎた血糖値を元に戻すのは、副腎という部分から分泌されるアドレナリンや、コルチゾールというホルモンです。
副腎はアレルギー反応を抑制するステロイドホルモンも分泌します。
副腎が血糖値の為に働きすぎると、花粉症などのアレルギーの時に必要なステロイドホルモンを分泌できなくなります。
そのため、血糖値を穏やかに保つ糖質制限は、副腎の疲労を抑えて花粉症への効果を高めることができると考えられています。
また、低糖質の食事を心がけるだけではなく、肉や野菜から食べ始めるなど、血糖値をいきなり上げない食べ方の工夫をすることも花粉症の対策に有効です。
花粉症ケアに今注目の栄養素、ビタミンD
もともとビタミンDは骨を強くする栄養として知られてきましたが、最近の研究により、それだけではないことが分かった来ました。
細胞の遺伝子に、直接ペプチド(細菌やウイルスを攻撃するタンパク質)を作りなさいという指令を出す働きです。
つまり、ビタミンDをとっていることで免疫力を上げることが期待できます。
また、腸粘膜を丈夫にしたり、腸内で異物に対して過剰反応を抑えてくれる働きも。
腸は免疫細胞の7割が存在すると言われるほど免疫にとって重要な臓器です。
ビタミンDの力で腸内環境がアップ!免疫力向上が期待できます。
ビタミンDを多く含む食材
鮭・イワシ丸干し・さんま・カレイ・ぶり・しらす干し
干しシイタケ・乾燥きくらげ
まとめ
花粉の飛散量が例年より多いと言われている今年。
花粉症デビューをしてしまった方も多いのではないでしょうか?
ぜひ、低糖質で高たんぱく、低脂質の食事を心がけ、ビタミンDの摂取を取り組んでみてはいかがでしょうか?
ただし、糖質を全くとらないことは危険です。脳が使う唯一の栄養素ブドウ糖は糖質です。
糖質を摂りすぎていると感じている方は、量と頻度を減らすように意識することが体質改善に重要な第一歩になることと思います。