こんにちは。
名古屋市トータルメンテンスサロン TRONC澤田です。
むくみシリーズ第4回です。
皆さん、朝起きたとき、顔がパンパン、身体が重い。。
なんて経験ありませんか?
その原因は水分不足によるものかもしれません。
本日はむくみと睡眠不足の関係を書いていきます。
むくむという状態
むくみを医学的に定義すると「細胞と細胞の間に様々な原因により間質液と呼ばれる水分が過剰にたまった状態」
のことをいいます。
人の身体の水分は体重の60%と言われていますが、その2/3は細胞内に1/3は細胞外に存在しています。
この細胞の外に存在する80%は間質液で、残り20%は血漿と呼ばれる血液の液体成分やリンパ液などです。
これらの水分は人体のどこにどれくらい存在するか分布に決まりがあり、保たれています。
このバランスが崩れ、顔や手足などの末端部の皮膚の下に血液中の水分が溜まった状態の事です。
むくみを放置してしまうと…
むくみは「しばらくすれば治る」と思われがちですが、そうではありません。
むくみをきちんと解消しないと老廃物が溜まって肌表面がぼこぼこになるセルライトになります。
こうなるとむくみは慢性化。ちょっとやそっとでは治らなくなってしまいます。
さらに放置すると太りやすい・肌の乾燥などの美容面だけではなく、血行不良・冷え・血管への影響など健康面でも悪い影響が現れます。
むくみと睡眠不足の関係
むくみは食べ物や運動不足だけではなく、睡眠不足も大きく関係しています。
睡眠時は体を横たえているため、立ったり座ったりした姿勢に比べて足にかかる重力が弱くなります。
身体も自然に伸びるので、リンパ管がさえぎられることなく流れやすい状態です。
ところが、睡眠が不足すると、きちんとリンパが流れる時間を確保できなくなります。
その結果、新陳代謝が悪くなり皮膚の下に余分な水分が溜まってむくんでしまいます。
また、睡眠不足が続くと代謝機能も鈍ってしまうためむくみが起きやすくなります。
睡眠の質にも注目
十分な睡眠を確保することはもちろんむくみ解消に大切ですが、睡眠中にも血液やリンパ液の循環がスムーズに行われるようにすりことも
重要です。
適切な水分補給
血液やリンパ液の循環には体内の水分量が大きく関わってきます。
早朝にむくみの症状が起きるという場合、睡眠前にコップ1杯程度の水分を補給することでむくみの症状を緩和することができます。
睡眠前のストレッチやマッサージ
筋肉がほぐれ睡眠中に効率よく老廃物を排出することができるようになります。
血行も良くなり、より深い睡眠をとることもできます。
特にリンパマッサージは効果が高いです。
睡眠時の姿勢を見直す
むくみを抑えるためには仰向けになって手足を伸ばした自然な状態で眠るのが最も望ましいです。
また、締め付けのないゆったりした服装で眠ることも大切です。
まとめ
睡眠不足はむくむだけではなく身体のあらゆるところに悪影響が出てきます。
病気になりやすくなったり、太りやすくもなります。
身体だけではなく、鬱などの精神的な病気にも影響を及ぼします。(通常の2.1倍)
睡眠の量は個人差がありますが、一般的には7時間睡眠がとれると理想だと言われています。
朝のむくみが気になる方は、睡眠の量・質にも意識してみてくださいね。