こんにちは。
名古屋市 トータルボディメンテナンスサロン TRONC澤田です。
まもなく1月が終わろうとしています。。お正月が終わり約1か月たったのですが、この時期にはほぼ皆さま経験する
のではないでしょうか。
「正月太り」
この時期、ダイエットしなきゃ!!との声をたくさん聞きます。(私もそうです。。)
年々、体重が戻しにくくなっていることに悩んでいるお客様もたくさんいらっしゃいます。
でも、その体重、脂肪だけではなく、むくみからきているのかもしれません!
むくみは女性のほとんどの方が経験しているのではないでしょうか?
一言むくみといっても様々な原因・要因があります。
本日からいろいろなシチュエーションに分けて様々な方向からむくみの原因を書いていきたいと思います。
長くなりそうですが、ご興味ございましたら是非お読みください。
むくむという状態
むくみを医学的に定義すると「細胞と細胞の間に様々な原因により間質液と呼ばれる水分が過剰にたまった状態」
のことをいいます。
人の身体の水分は体重の60%と言われていますが、その2/3は細胞内に1/3は細胞外に存在しています。
この細胞の外に存在する80%は間質液で、残り20%は血漿と呼ばれる血液の液体成分やリンパ液などです。
これらの水分は人体のどこにどれくらい存在するか分布に決まりがあり、保たれています。
むくみの正体
人間の身体には全身をめぐるように血管とリンパ管が張り巡らされています。
心臓がポンプとなって送り出された血液は動脈を通り体の隅々まで行きわたり、毛細血管に達すると毛細血管の小さ
な隙間から間質液が染み出てきます。
間質液は酸素や栄養を細胞に与える一方、細胞の代謝によってできた二酸化炭素や老廃物を受け取り、静脈側の毛細
血管やリンパ管で再吸収され心臓に戻ります。
通常は血管から染み出る水分量と再吸収される水分量は常に同じなので、細胞と細胞の間に存在する水分は一定でな
ければいけませんが、何らかの原因により染み出る水分量が多すぎたり、再吸収がうまくいかなかったりすると、行
き場のなくなった水分が皮下にたまってしまい、これが「むくみ」となります。
まとめ
むくみとは、
- 血管から染み出る水分量が多すぎる
- 血管・リンパ管への再吸収がうまくいかない
ことで起こるのですが、むくむ状態になる原因は様々です。
次回からは、様々な原因から見たむくみと対処法を書いていきたいと思います。