こんにちは!
名古屋市千種区今池 トータルボディメンテナンスサロン TRONC澤田です!
何度かのシリーズにして書いてまいりました女性特有の腰痛。
最終は、特に注意が必要な内臓の疾患からくる腰痛です。
女性特有の病気からくる腰痛
女性にあって男性にない臓器。卵巣・子宮があります。
胎児をはぐくむ臓器である子宮。男性が経験することのない月経。こうした女性特有のものに関する病気の中には腰痛の症状がみられるものがおおくあります。
特に位置的に腰に近い子宮の病気の多くで腰痛が発生します。
*子宮・卵巣起因の病気
・子宮内膜症
・子宮筋腫
・子宮がん
・子宮頚管炎
・卵巣嚢腫
これらは、通常の筋肉疲労からの腰痛対策でで緩和されるものと根本的に異なるため、早めの婦人科受診が必要です。
以下の症状が腰痛と伴うケースは注意が必要です。
□ひどくなっていく月経痛
□下腹部の痛みが月経時以外でもある。
□不正出血がある。
□月経の際、出血量がとても多くなった。
□排便時に黄門が痛む
□性交渉時の痛み
□腹部が膨らんだ感覚
このような内臓疾患からくる腰痛は、もちろん女性特有のもの以外もあり、肝臓・腎臓・胆のう起因のものもありますので、安静時でも痛む腰痛には注意が必要です。
まとめ
女性の一生は腰痛との闘いといわれるほど。
その理由の第一はまず女性であること。腰を支える筋肉は、男性ホルモンによって作られるので女性はそもそもリスクを負っています。
さらに、月経、妊娠、出産、子育てなどがいずれも腰痛の原因となり、中年になると脊椎すべり症からくる腰痛が男性の4倍も起こると言われています。
また、月経異常などに伴う女性ホルモンの変調、更年期。そして骨粗しょう症など、晩年に至るまで腰痛との付き合いは切れません。
それだけに原因を確認して悪化させない心がけが大切です。