こんにちは!

名古屋市千種区今池 トータルボディメンテナンスサロン TRONC 澤田です!

本日は前回の続き。

女性特有の腰痛の原因についてです。

前回は、女性の体のつくりや、普段の生活、服装からくる腰痛について書きました。

前回の内容では、私たちの意識により、予防・改善が望めますが、今回書かせていただく女性ホルモン起因の腰痛は、私たちの努力では難しい領域です。

理由を知って、うまく付き合っていくことが大切です。

 

 

②女性ホルモンの影響

人の成長には体内で生成分泌される様々なホルモンが大きな影響を与えています。

思春期を迎えると男女ともに性ホルモンに分泌が盛んに行われ、大人に向けた体づくりが始まります。

女性には子供を妊娠・出産するという役割があるため体内で赤ちゃんを産む環境が整うと、初潮を迎えて月経がはじまります。

月経に関連した女性ホルモンの変化が腰痛を引き起こすケースが多く見られます。

 

 

月経に関連する腰痛

月経に関連する腰痛は、大きく分けて2つあります。

月経前症候群(PMS)・・・生理前3~10日前から始まり、生理が始まると治まります。症状の軽重はあるが、排卵のある女性のほとんどが経験すると言われています。

月経困難症・・・生理中に症状が出ます。いわゆる生理痛です。

 

月経前症候群(PMS)による腰痛

*卵巣ホルモン「リラキシン」が関節を緩める働きをするため、筋肉や腰へのストレスがかかる。

*黄体ホルモンにより、子宮から「プロンスタグラジン」という子宮を収縮させる物質を分泌します。この分泌量が多いと腰痛を感じやすくなります。

 

月経困難症による腰痛

血行不良・・・子宮に血液を送る働きをすることから、全身が血行不良になります。

骨盤内に血液が充血し、子宮の重量も増加して腰が重く感じます。

骨盤の歪み・・・生理中は骨盤が広がります。骨盤が歪んでいるとうまく広がることができず腰に負担がかかり、腰痛につながります。

ホルモンの影響・・・PMSと同様です。黄体ホルモンによる「プロンスタグラジン」の分泌量が多いと腰に負担がかかると言われています。

 

まとめ

月経による腰痛の予防・緩和には、日ごろからの生活習慣の見直しが大切です。

基本中の基本ですが、

・体を温める。

・食事などを栄養を見直す。

・規則正しい生活をする。

・ストレスをため込まない。

こちらにつきます。

 

次回は女性ホルモンの影響編その2として、更年期障害と骨粗しょう症による腰痛を書いていきたいと思います。

本当はまとめたかったのですが、更年期障害についてはお悩みのお客様がとても多くいらっしゃるので、詳しく細かく書いていきたく、分けさせていただきました。

ご興味ございましたら、ぜひ次回もお読みくださいね💛

 

 

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