こんにちは!
名古屋市千種区今池 トータルメンテナンスサロン TRONC澤田です!
最近寒くなってきましたね。。
気温が下がると風邪などの病気だけではなく、腰痛や肩こり、むくみなどの不定愁訴も悪化してしまうお客様も多くいらっしゃいます。
今回は腰痛について。特に女性特有の腰痛について詳しく書いていきたいと思います。
腰痛には様々な原因や症状がありますので、3回シリーズで書いていきます。ご興味ございましたら是非お読みください。
腰痛の原因
腰痛と一言で言っても原因が潜んでいます。
骨や筋肉の障害、神経障害、不安やストレス、内臓の病気。。
その中でも、腰痛は様々な要因から女性に多く発症すると言われています。
今回は、女性特有な要因として
①身体的特徴と生活習慣
②女性ホルモンの影響
③女性特有の病気
の3つに分けて書いていきますね。
①身体的特徴と生活習慣
筋肉不足
女性は男性に比べ、全身の筋肉が少なく体を鍛えても筋肉が付きにくい体質です。
筋肉をたくさん作るための男性ホルモン「テストステロン」の分泌が男性に比べて少ないからです。
腰骨(腰椎)は腹筋、背筋、靭帯で支えられています。筋肉が少ないほど腰椎を支える力も弱くなり、椎間板などに負担がかかり続けます。
筋肉不足からくる腰痛を防ぐには普段から適度な運動をして体を丈夫にすることが大切です。
冷え性
体が冷えると冷えた個所の血流が悪くなり、酸素や栄養が十分に運ばれなくなったり疲労物質がたまりやすくなります。
すると筋肉が疲労しやすくなるほか、痛みが悪化しやすく治りも遅くなります。
女性が冷えやすい要因
*男性より筋肉量が少ない・・・筋肉は熱を作り出すので、少ない分体を温める力が弱くなります。
*子宮・卵巣、生理があること・・・熱は血液によって運ばれます。生理時は出血が多くなるほか、子宮・卵巣という男性にはない臓器へと余分に血液が回され、腹部の血液量が少なくなる分、運ばれる熱も減ってしまいます。
その他、ダイエット、薄着、低血圧、貧血なども冷えの原因に。
妊娠
*体型と体重の変化
妊娠すると大きくなったおなかを前に突き出すような姿勢になります。
すると腰椎も、前にせり出す形になり、背骨の自然なカーブが歪んで通常より腰にかかる負担がおおきくなります。
さらに体重も増えることでより負担も大きくなります。
*体内の変化
妊娠中に子宮が大きくなると周囲の内臓を圧迫するようになります。その結果、周辺臓器に異常が起きて腰痛につながることも。
また、出産時には狭い産道を赤ちゃんが通り抜けられるように「リラキシン」という、ホルモンが分泌されます。このホルモンには関節を柔らかくする作用があり、骨盤が広がり産道も広くなります。
「リラキシン」は産後およそ1~2か月まで分泌され、骨盤はとても不安定な状態です。この時期に足を組んだり、ガードルなどの締め付けなどの刺激が加わると骨盤が歪んで慢性的な腰痛の原因になる恐れがあります。
かかとの高い靴
女性がはく靴にはハイヒールやパンプスなどかかとの高いものが多くあります。
かかとが持ち上がると前のめりになり、不安定な姿勢になり、バランスをとるために腰をそらせます。
こうした無理な態勢は、腰の筋肉を緊張させ腰椎にかかる負担が大きくなり腰痛を起こしやすくなります。
「腰がだるい」「腰が重い」と感じたら早めにローヒールに履き替えて対策をしましょう。
まとめ
今回は、女性の体の構造からくる腰痛と、生活習慣からくる腰痛を書いてみました。
生活習慣から起こる腰痛に関しては、予防や改善がしやすいものが多いです。
もし当てはまる項目がありましたら、体を温めたり、ストレッチをしたり、マッサージに行ったり、軽い運動をしたり。。
できることから始めてみましょう。
ただし、動けないほどの痛みの場合は、まずは休むことが大切です。