こんにちは。
名古屋市トータルメンテナンスサロンTRONC澤田です。
今回は、お客様に頂けた質問について書いていきたいと思います。
内容は、
「娘(今年3歳)が豆が大好きで、毎日納豆2パック以上、豆乳コップ2杯以上、その他おやつも豆、おかずも豆入りが大好物なんです。
でも、大豆にはイソフラボンが入っていて、女性ホルモンに何かしら影響が出ないか心配で。。
一日に制限ってあるんですか?」
とのことでした。
3歳のお子様としてはかなりヘルシー。
たんぱく質摂取としては素晴らしいですが、ホルモンに与える影響について調べてみました。
日本人はイソフラボンを摂りすぎているの??
日本人は外国に比べて大豆の摂取量が多い国です。
納豆・豆腐・豆乳・おから・醤油・みそなどなど。。
なにかしらの形で大豆食品を毎日取り入れているのではないでしょうか?
やはり日本人はイソフラボンを摂りすぎなのでは??
と感じてしまいます。
イソフラボンを摂りすぎるとどうなるの?
イソフラボンの摂りすぎは、更年期障害のような「ほてり」症をはじめ子宮内膜症や乳がんの発症や再発リスクを高めることも示唆されています。
特にサプリメントの過剰摂取は注意が必要です。
イソフラボン1日上限摂取量70~75㎎
なぜ上限を75㎎としたのかというと、イタリアの研究報告が元になっています。
閉経後、女性に一日150㎎のイソフラボンの錠剤を5年間摂取させた結果、子宮内膜増殖症の発症が優位に高いという結果が出ました。
150㎎を健康影響発現量としてその二分の一、75㎎を安全な一日摂取目安とされました。
ただし、健康的に影響が出るとされているのは、この75㎎という量を、毎日欠かさず長期間摂取する場合の平均値です。
また、摂りすぎたといって、直ちに健康被害に結びつくという訳ではありません。
大豆食品に含まれるイソフラボン目安量
味噌汁1杯(味噌20g)・・・9.9㎎
木綿豆腐1/3丁(100g)・・・23㎎
絹ごし豆腐1/3丁(100g)・・・21㎎
きな粉大匙1杯(6g)・・・16㎎
おから1カップ(70g)・・・7.4㎎
豆乳(200ml)・・・49.6㎎
大豆水煮(50g)・・・36㎎
乾燥大豆(50g)・・・70㎎
納豆1パック(50g)・・・65㎎
油揚げ1/2枚(75g)・・・52.5㎎
イソフラボンは1日40~50㎎摂取が目標と言われています。
まとめ
イソフラボンという観点で見ると、大豆食品の摂りすぎは健康に影響するという場合もあるようです。
ただ、もう一度言いますが、1日75㎎以上の量を毎日長期的に摂った場合です。
もちろん、個人差もあります。
近年では日本人の平均摂取量は18㎎と、目安をかなり下回っています。
適度な量(40~50㎎)の摂取は骨粗しょう症の予防、がんの予防、悪玉コレステロールの排除、更年期障害の程度軽減などの効果もあると言われています。
良質なたんぱく質も多く含まれています。
ぜひ摂っていただきたい食品ですので、毎日の量に気を付けつつ、召し上がってくださいね。
※お客様の娘さんは摂りすぎ傾向なので、毎日にはならないようお伝えしなきゃ。。。